お世話になっております、溝井です。
今年の残りはあと3か月、激動でした。
国際情勢もなんだか嫌な空気が流れておりますがそれはまた別の話です。
先日、国土交通省の調査で『4月-6月』の全国的な建築分野の売り上げについての総評が纏められました。
それによりますと、全国的に住宅分野は前年比約6750億円のマイナス、公共の施設などの建築分野の売り上げは前年比約1兆7788億円のマイナスであったという事が判明しました。
二つ合わせて前年比2兆以上のマイナスで20%減という大きな数字が出たようです。
思い返せばこの時期は緊急事態宣言の時期と被っているのと同時に大手のゼネコンさんでも感染症による工事のストップが目立っており、工事も飛び飛びの状況になっていたことが分かります。
弊社でも前年と比べて工事の現場数が大きく減少し、影響があった事を感じております。
夏から秋にかけて徐々に弊社の工事量も元の数字に戻ってきた感もあるので全国的にも建設業の業績自体は徐々に戻っているのではないでしょうか?
ですが建設業の雇止め、雇用の調整の人数自体は全体的な中で6位から10位の間で動いているようなので、安泰というわけではない事が分かります。
こういう時代においてどの業種が残っていくのか、これを受けたITの推進でどう雇用状況が変化していくのか、10月以降からが見えてくるようになると思われますので注視して見ていきたいと思っております。
それではまた、次回。