こんにちは。技術管理部の吉田です。
今日は急激に暖かくなりました。
最高気温は20℃くらいになるようです。
暖かいを通り越して暑いんではないでしょうか。
寒いよりはいいですよね。
さて、今日は鉄筋コンクリート造・モルタル壁の外壁補修について語ろうと思います。
鉄筋コンクリートは水の浸食によって中の鉄筋が錆びると、その部分のコンクリートが脆弱になり、やがては欠損してしまいます。
これを爆裂と呼びます。
爆裂を補修するにはまず鉄筋の防錆処置を行い、腐食を防いでからモルタルを充填して補修します。
モルタルは比重が軽く、密着力が高くて欠損しにくいエポキシ樹脂モルタルを使うのが良いでしょう。
また、モルタル壁は経年劣化により、浮きが発生します。
下地からモルタルの層が浮いてしまうということです。
こちらも適切な処理をしないと雨漏りなどの原因となりかねませんので、補修が必要となります。
エポキシ樹脂注入工法が一般的です。
浮き部に一定の間隔で穴をあけ、そこにエポキシ樹脂を注入し、下地と浮いてしまったモルタル層をくっつけるようなイメージです。
こうした適切な補修をしたうえで外壁塗装をしていただくことで、建物の劣化の進行を抑えることができます。
欠損は目で見てわかりますが、浮きは見てすぐにわかるものではないです。
専門知識を持ったスタッフが調査に駆け付けますので、気になる方はぜひ郡山塗装にお声掛けください。
写真はモルタル浮き補修の注入している様子です。