先月、各塗料会社さんの中間期決算が発表されました。
色々な会社さんの報告を読むと今の塗装業界の流れが分かります。
端的に言いますと最大手の会社さんでは売り上げ「は」微増で伸びているが、利益が減るという現象が起きている会社が数件、増益増収している会社もありました。中企業さんでは逆に売り上げも利益も下がっている会社さんばかりの状態です。
さて、どうして売り上げが伸びているのに利益が少なくなっているのかと言いますと、やはり原材料の値上がりが一番の原因になると思われます。
値上がりが浸透し、材料の価格がアップしたことで売り上げは伸びているが逆にその材料費で利益が圧迫されているものという形です。さらに海外でも値段高騰による控えなどもあり需要が減ったことでダメージを受けているところもあるようです。
新しい付加価値のある商品を販売した会社さんは逆に増益増収になっていますので、これからの塗料はより『付加価値』が強いものが伸びていくと思われます。