吉田 武晃 自己紹介へ

塗装・防水について新入社員研修(吉田武)

公開日:2025/04/04(金) 更新日:2025/04/04(金) 郡山塗装の日常

皆さんこんにちは。

 

4月になって新生活がスタートした方も多いのではないでしょうか?

弊社にも新入社員が大卒・高卒含めて11名が入社しました!

早速社内の研修を受けているところですが、技術的な話になってくるとなかなか苦戦しているようで(^^;

専門用語も多いので覚えるのは大変だと思いますが、頑張ってもらっています!

昨日は私が研修を担当する時間がありました。

その中の一部を抜粋してみたいと思います。

 

【素地調整の役割】

・塗装面の付着力向上

・付着物の除去

・旧塗膜の除去

・錆の除去

塗装するにあたり、素地調整は重要な工程です。

素地調整が不十分だと塗装がすぐに剥がれてしまったり、錆が再発してしまったりする原因となります。

【塗装時の留意点】

・温湿度管理…気温が低いとき、結露が生じているときに塗装してしまうと艶引けや色むらが起きてしまいます。

・材料の適正使用…材料の撹拌が不十分だと色むらやダレ、硬化不良等の原因となります。2液型材料ははかりを使って正確に配合します。

・乾燥時間の厳守…乾燥時間が不十分だと硬化不良等の原因となります。

・塗膜厚確保…塗装膜厚が十分に確保できないとスケが生じます。また、塗装本来の性能を発揮できずに耐用年数が下がります。

いかがでしたでしょうか。

塗装工事は結構繊細なもので、上記のような管理を怠るとすぐに不具合が生じます。

新入社員の頃から塗装の基本を繰り返し学んでいくことで、立派な現場管理者になっていただきたいですね。

1ページ (全3ページ中)